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Another side of life, Behind the real.
2018-11-10 08:54:00 - Category : C言語入門
1. C言語プログラミングは難しくない 初めての「Hello, C World!」
プログラミングというもの自体に興味はあるけど、実際どうやればいいのかわからない…。めんどくさそう…。などと思われがちですが、プログラミングを試すだけなら、ウェブブラウザさえあれば非常に簡単にできます。今回はC言語プログラミングを気軽にやってみよう、ということで、初めの一歩「Hello, C World」を実行してみましょう。

プログラミングは難しくない!

これからの時代、携帯、パソコンがないと生活できない時代において、プログラミングはそれらを制御するのに欠かせないものです。

プログラミングに興味はあるけど、なんだか難しそうで手が出せない、どうやったらいいかわからない。

そんなあなたにうれしいお知らせです。パソコンさえあれば(プログラミングを試すだけならスマホでも大丈夫)、それ以上一切お金を掛けずにプログラミング、さらにはゲーム開発ができます。すごい時代になりました。

とりあえずやってみようの精神で、プログラミングを手軽に試してみましょう。何も恐れることはありません。超簡単です。

C言語を試す

プログラミングには言語があります。私たちがアメリカ人(=英語が母国語の人)とお話しするときは「英語」を使いますし、中国人(=中国語が母国語の人)とお話しするときは「中国語」を使います。

さて、これからコンピュータとお話しをしていくわけですが、ということは、コンピュータが理解できる言葉を使わなくてはなりません。その言葉のうちの一つが、「C言語」と呼ばれるものです。

C言語のあいさつ「Hello, C World.」

それでは、C言語プログラミングの第一歩を踏み出してみましょう。どの言語を始めるにも、まずはあいさつからです。

#include <stdio.h>

int main(void){
    printf("Hello, C World.\n");
}

たったこれだけですが、立派なC言語プログラムです。では早速実行してみましょう。

この下の表示は、ブラウザプログラミングサービスなどと呼ばれているもので、なんとブラウザ上でC言語が動かせてしまう素晴らしいサービスです。//Write down hereと書かれているその下の行ぐらいから、上のソースコードを実際に打ち込んでみましょう。できるだけ、コピー&ペーストを使用せずに、すべて打ち込んでみてください。

ちなみに\n\ですが、バックスラッシュと呼ばれているもので、スラッシュ/の向きが逆の文字です。日本語キーボード、日本語フォントなどでは、円マーク「¥」として表示されていることが多いです。

コードが完成したら、緑の三角ボタンを押して、実行してみましょう。

画像もつけておきましょう。こんな感じです。

失敗する時

なんかうまく動かないとき。赤文字でいろいろ出てくるとき。「こんなコードも正しくかけないの…。」と落ち込む必要はありません。誰しも最初は失敗するものです。

さらに、こいつは優秀で、どこでエラーが起きているのか丁寧に教えてくれます。英語ですので、英語が苦手な方はgoogle片手に読んでみましょう。

エラーの場所と理由が書かれています。

この例だと、「main.cの6行目30文字付近、returnの前に『;』が予期されます」とあります。あるあるミス「セミコロン抜け」です。

セミコロン抜け

今回のプログラムでは、セミコロンは全部で2つです。足りていますか?

セミコロンが足りていない

スペルミス

見間違い、もしくはタイプミス(プログラム界隈では「タイポ」と言います。)していませんか?

print「n」になっている

恐怖の全角文字

プログラミングに全角文字は使用しません。特に日本語などを使わないでください。間違えて全角スペースを使っていませんか?

わかりにくいけど全角スペースを使っている

C言語プログラミングできました

このプログラムは、コンソール(青黒い画面)上に、「Hello, C World.」と表示させるためのプログラムです。0

プログラムの説明を簡単にしましょう。

// printfを使うために、この1行は必要です。
#include <stdio.h>

// プログラムのスタート地点です。書いてあることは呪文のようなものです。
int main(int argc, char * argv[]){
    
    // ここで、「画面に『Hello, C World』と表示しろ」と命令を出しています。
    printf("Hello, C World.\n");

    // プログラムが正しく完了しました!と、コンピュータに伝えています。
    return 0;
}

たったこれだけですが、あなたは見事C言語プログラミングを行うことができました!

次回

今回はとにかく、「簡単にC言語プログラミングはできるんだ」ということを知っていただければと思います。

そしてここからは、「とにかく(成功体験を積みながら)C言語でできることを増やしていこう」というスタンスでやっていきます。肝をしっかりと説明しつつ、細かいことは気にしすぎず、やっていこうと思います。

というわけで次回は、C言語における「情報」の扱い方を見ていこうと思います。