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Another side of life, Behind the real.
2018-11-15 20:01:24 - Category : C言語入門
3. VisualStudioを使って「Hello, C World.」を表示してみる
Visual Studioをインストールしたら、さっそくプロジェクトを作ってC言語プログラムに挑戦です。さらに快適にプログラミングを進めるために必要な設定など、手順を追って説明します。

前回、Visual Studioをインストールするところまで行いました。

今回はそのVisual Studioを使って、Hello, C Worldを表示するプログラムを作るところまでやっていきましょう。

Visual Studioをインストールせずに、Webのコンパイラで様子をみる、という方は、次の記事へ進んでください。

プロジェクトを作る

まず初めに、Visual Studioのプロジェクトを新規作成します。これは、何か新しいプログラムを作る度に行うべき手順です。

Visual Studioを起動したら、左上の「ファイル」をクリックし、「新規作成」から「プロジェクト」を選びます。

左側のテンプレートから「Visual C++」を探し選択、「空のプロジェクト」を選択します。適切に名前を決め、必要ならば「参照」ボタンからプロジェクトを保存する場所を決めます。そして、「ソリューションのディレクトリを作成」のチェックを外してから、OKボタンを押します。

これでプロジェクトが生成できました。

ソースファイルを追加する

ソースファイルとは、(C言語に限らず)プログラムを書くためのファイルのことです。これから新しくプログラムを書くために、1つのソースファイルを用意しましょう。

ソリューションエクスプローラのソースファイルを右クリックし、「追加」の「新しい項目」を選択します。

左側のテンプレートからVisual Studioを展開し、C++ファイルを選択、名前をSource.cに変更しましょう。(名前は何でもいいですが、拡張子は.cにします)

必要ならば参照ボタンでソースファイルの場所を変えて(ただ最初のうちはむやみに変えないほうがいい)、追加を押します。

Source.cファイルが追加されました。

プロジェクトの設定を変更する

上の「デバッグ」メニューから、「(プロジェクト名)のプロパティー」をクリックします。もし単に「プロパティー」しか表示されない場合は、先ほど作成したSource.cをクリックしてから、もう一度試してください。

左側、「構成プロパティ」の左側三角ボタンを展開(黒三角形の状態)して、「リンカー」を展開、「システム」をクリックします。右側の「サブシステム」をクリックすると、右端に下向きの三角ボタンが出てきますのでクリック、「コンソール」を選択します。そして右下、「適用」を押してからOKを押します。

これで、C言語プログラミングを始める準備が整いました。

Hello, C Worldを書こう

では、もう一度Hello, C Worldプログラムを書いていきます。

#include <stdio.h>
int main(int argc, char * argv[]){
    printf("Hello, C World.\n");
    return 0;
}

正しくコードが書けたら、上のメニュー「デバッグ」から「デバッグなしで開発」を押すか、もしくはCtrl+F5キーを押すことで、プログラムを動かすことができます。

実行すると、「今後このダイアログを表示しない」にチェックを入れてから「はい」をクリックします。

もしもエラーが起きたら

もし、コードのミスなどでエラーが起きた場合、このような画面が出てきます。その時は、「今後このダイアログを表示しない」にチェックを入れ、「いいえ」を選択します。

出力ウィンドウに、エラーの内容が行数とともに表示されますので、これに従ってエラーチェックをしましょう。

ここにセミコロンがありませんでした

実行結果

このような画面が表示されれば、適切にプログラムが実行できています。

この画面を閉じる場合は、いずれかのキーを入力します。

次回は

ここから、C言語について詳しく説明を始めていきます。まずは、printfについて、少しだけ詳しく説明したいと思います。

今回書いたコードにも、printfが使われていますが、これが実際何なのか、というのを説明します。

それでは~