プログラミングは難しくない!
これからの時代、携帯、パソコンがないと生活できない時代において、プログラミングはそれらを制御するのに欠かせないものです。
プログラミングに興味はあるけど、なんだか難しそうで手が出せない、どうやったらいいかわからない。
そんなあなたにうれしいお知らせです。パソコンさえあれば(プログラミングを試すだけならスマホでも大丈夫)、それ以上一切お金を掛けずにプログラミング、さらにはゲーム開発ができます。すごい時代になりました。
とりあえずやってみようの精神で、プログラミングを手軽に試してみましょう。何も恐れることはありません。超簡単です。
C言語を試す
プログラミングには言語があります。私たちがアメリカ人(=英語が母国語の人)とお話しするときは「英語」を使いますし、中国人(=中国語が母国語の人)とお話しするときは「中国語」を使います。
さて、これからコンピュータとお話しをしていくわけですが、ということは、コンピュータが理解できる言葉を使わなくてはなりません。その言葉のうちの一つが、「C言語」と呼ばれるものです。
C言語のあいさつ「Hello, C World.」
それでは、C言語プログラミングの第一歩を踏み出してみましょう。どの言語を始めるにも、まずはあいさつからです。
#include <stdio.h>
int main(void){
printf("Hello, C World.\n");
}
たったこれだけですが、立派なC言語プログラムです。では早速実行してみましょう。
この下の表示は、ブラウザプログラミングサービスなどと呼ばれているもので、なんとブラウザ上でC言語が動かせてしまう素晴らしいサービスです。//Write down here
と書かれているその下の行ぐらいから、上のソースコードを実際に打ち込んでみましょう。できるだけ、コピー&ペーストを使用せずに、すべて打ち込んでみてください。
ちなみに\n
の\
ですが、バックスラッシュと呼ばれているもので、スラッシュ/
の向きが逆の文字です。日本語キーボード、日本語フォントなどでは、円マーク「¥」として表示されていることが多いです。
コードが完成したら、緑の三角ボタンを押して、実行してみましょう。
画像もつけておきましょう。こんな感じです。
失敗する時
なんかうまく動かないとき。赤文字でいろいろ出てくるとき。「こんなコードも正しくかけないの…。」と落ち込む必要はありません。誰しも最初は失敗するものです。
さらに、こいつは優秀で、どこでエラーが起きているのか丁寧に教えてくれます。英語ですので、英語が苦手な方はgoogle片手に読んでみましょう。
この例だと、「main.cの6行目30文字付近、returnの前に『;』が予期されます」とあります。あるあるミス「セミコロン抜け」です。
セミコロン抜け
今回のプログラムでは、セミコロンは全部で2つです。足りていますか?
スペルミス
見間違い、もしくはタイプミス(プログラム界隈では「タイポ」と言います。)していませんか?
恐怖の全角文字
プログラミングに全角文字は使用しません。特に日本語などを使わないでください。間違えて全角スペースを使っていませんか?
C言語プログラミングできました
このプログラムは、コンソール(青黒い画面)上に、「Hello, C World.」と表示させるためのプログラムです。0
プログラムの説明を簡単にしましょう。
// printfを使うために、この1行は必要です。
#include <stdio.h>
// プログラムのスタート地点です。書いてあることは呪文のようなものです。
int main(int argc, char * argv[]){
// ここで、「画面に『Hello, C World』と表示しろ」と命令を出しています。
printf("Hello, C World.\n");
// プログラムが正しく完了しました!と、コンピュータに伝えています。
return 0;
}
たったこれだけですが、あなたは見事C言語プログラミングを行うことができました!
次回
今回はとにかく、「簡単にC言語プログラミングはできるんだ」ということを知っていただければと思います。
そしてここからは、「とにかく(成功体験を積みながら)C言語でできることを増やしていこう」というスタンスでやっていきます。肝をしっかりと説明しつつ、細かいことは気にしすぎず、やっていこうと思います。
というわけで次回は、C言語における「情報」の扱い方を見ていこうと思います。